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糖尿病とは何?


糖尿病という名前から尿から糖が出る病気と思われがちです。確かにその通りではあるのですが尿から糖が出る段階では糖尿病がかなり進行した状態です。私も糖尿病と診断される前に会社の健康診断があったわけですが尿検査で糖が陽性で糖尿病の疑いがありますとお医者さんに言われました。そこであわてて専門の病院に行ったわけですが血液検査を行った結果糖尿病と確定いたしました。ここから私の糖尿病治療が始まったわけです。


 さて表題に戻りますが糖尿病って何?ですが尿から糖が出るのが糖尿病。。。とは言ったものの説明が難しくなるといけないので簡単に説明いたします。


私たちが生きていくうえで必ず食事をします。食事をすると血液中にブドウ糖がつくられて体内のいろいろなエネルギー源として筋肉や臓器等に運ばれていきます。しかし糖尿病になると血液中のブドウ糖が正常に運ばれなくなり血液中に残ったままになります。そうなると血糖値(血液中のブドウ糖濃度)が高くなります。その状態が長く続くと尿にも糖が漏れてしまいます。そのことから糖尿病と名づけられました。


治療の経過がよく血液中のブドウ糖濃度が下がってくると尿からは糖が出ることはほとんどなくなります。つまり最初に言ったように尿から糖が出ていると糖尿病が進行した状態の可能性が高いのです。


糖尿病はどちらかといえば尿から糖が出ると解釈するよりは血液中のブドウ糖濃度が高くなる病気と思ったほうがいいかもしれません。また完治することはきわめて困難です。治るということはほとんどないでしょう。ただし血糖値のコントロールをしっかりすることで普通の健康な人たちと何も変わりなく生活していくことが出来るのであまり悲観しないことです。


糖尿病が治った!!などの詐欺の商品などには騙されないことです。


この病気の特徴としまして極めて発見が困難なことです。

私の場合も偶然会社の健康診断で発見できました。それは運の良いことでありましたが普段の生活では発見がしにくく偶然病院に風邪などで通院したときに尿検査で発見したとか聞きますね。健康診断もなく、通院もしておらず発見される機会がない場合はほぼ合併症等の深刻な状態になってから発見されます。こうなっては残りの人生楽しむことが出来ません。しかも糖尿病はじわりじわり苦しめながら進行していきます。決して楽に死ぬことは出来ません。


家族に糖尿病の方がいる場合は気をつけたほうがいいです。そこでよく勘違いされている方がいますが糖尿病は遺伝をしません。これは二型糖尿病の場合ですが身内に糖尿病の方がいらっしゃる場合はただ体質的に糖尿病になりやすいだけで必ずなるわけではありません。なりやすい体質と認識してください。


最近の傾向では糖尿病患者の多い家族や親類等は食生活などでその家族独特の味付けがあることにより家族の食文化的に糖尿病になりやすいようです。つまり濃い味付けが多かったり甘いものが大好きな家系などが関係してきます。


とりあえず糖尿病の嫌なところは置いといてここではあまり制限をつけずに糖尿病治療を行っていく工夫を紹介していきたいと考えています。


このホームページ訪れた方々の役にたてたら幸いです。それでは糖尿病の診断基準をお話したいのですがその前に自分でもわかる糖尿病の診断をして見ましょう。-->自己診断はこちらになります。



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