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運動療法

糖尿病になると食事療法のほかに運動療法も同時に行わなければなりません。

ただ合併症などがある方は医師の相談等が必要になってきます。

合併症がない方も自分にあった運動を行うために医師に相談することをお勧めします。

まず運動療法を行う時の注意点です。

体調が悪いとき(風邪など)は休む。
食後1時間くらい経ってから始める。
連続して20分以上行う。
出来るだけ毎日1回以上行う。
激しくしない。楽しく行う。

運動療法の良い所は食後の血糖値の上昇を抑える効果があります。

食事をすると食後2時間をピークに血糖値が上がります。しかし有酸素運動を行うことにより血液中のブドウ糖が筋肉や脂肪などのエネルギーに変わりますのでインスリンの分泌量が少なくてすみ膵臓への負担を軽減します。
これは1回の運動で24時間は血糖値が上がりにくくなるそうなので1日おきでも良いと思いますが出来れば毎日したほうがより効果的です。

運動療法といっても呼吸を一定に保ちながら体を動かす有酸素運動のことです。
したがって汗だくになりながら力いっぱいすることではありません。それだと長続きしないでしょう。あくまでも楽しく行うことが長続きの秘訣です。
とにかく呼吸が乱れずに体を動かすことですからウォーキング、ラジオ体操、ダンベル体操、自転車など他にもあると思います。

ウォーキングはなるべく明るいうちにしたほうがいいです。夜の場合、夏は気持ちいいのですが冬は寒いです。逆に風邪になるかもしれません。
また視界が悪いので事故等にも気をつけなければいけせん。車対策もですが、私は一度無灯火の自転車に轢かれそうになりました。
懐中電灯をつけてても足元がしっかり見えないので転んで怪我でもしたら大変です。だから室内で運動できるエアロバイクを利用しています。テレビを見ながら運動しているので結構長続きしています。
さっきも言いましたがあくまでも楽しくです。よく聞く話ですが運動しているときに”なぜ自分だけがこんな苦労を。。。。”と考える方がいるそうです。それは私も最初に思いました。それは”無理に運動しなければ”と余裕なく考えて運動をするからです。たぶん続きません。
私の気分の切り替えはお医者さんに怒られるかもしれませんが明日ビールを飲みたいから今日は少しがんばろうとか何か自分への褒美を考えてやってます。
また今日がんばったら明日はちょっと家族で外食とかも考えます。このように楽しみを考えながら運動をすることが長続きの秘訣です。
決して運動しなければならないとか考えないで運動したから楽しみがあるといった感じがちょうど良いと思います。
何もしないよりはしたほうがいいかなくらいの気持ちですね。
運動療法をしていく上で私は運動機器を充実させていくことでやる気を起こしていっています。自宅に場所が確保できる方はそろえてみてはいかがでしょうか?昔に比べて今は結構安価で購入できます。


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