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生活習慣改善 運動1

運動は生活習慣病を防ぐ大切な役割をすることはご存知だと思います。それでも運動は毎日なかなか出来ないし長続きしないといわれています。運動ができないのには以下の理由があげられます。

1、時間が無い
2、仕事で疲れている
3、面倒くさい
4、健康状態に支障がある
5、仕事が運動である

上記に上げたことは理由ではありません。言い訳かもしれません。しようと思えば出来るはずです。(ちょっと厳しい言い方かもしれませんが。。。)

運動は習慣にしなくては意味が無いのです。かといっていきなりきつい運動は出来ないので出来るところからしましょう。まず自分の運動の習慣を確認しましょう。

1、全く無関心
2、関心はあるが運動はしてない
3、たまにするけど長続きしない
4、継続的にしている。
5、1年以上している。


全く無関心、関心はあるが運動はしてないという方はおそらく運動不足な人だと思います。日常生活にできるだけ運動を取り入れる努力が必要です。糖尿病の方なら運動不足な人ほど日常生活に運動を取り入れただけで驚くほど血糖コントロールがよくなると言われています。


運動をすると血糖値が下がります。また筋肉のグリコーゲンが減少して血液の中からブドウ糖を消費します。したがって血糖値が下がるのです。さらに運動を続けると血糖値だけでなく血圧も下がるといわれているので継続することが生活習慣病の防止になるわけです。

また運動は足腰も強くしてくれるので健康な生活が送れます。良いことばかりです。


全く無関心、関心はあるが運動していないという方にもうひとつ注意することがあります。
それは太りやすい環境を作らないことです。以下のような環境を作ってはだめです。


1、テレビのリモコンは手の届く位置にある。
2、新聞や雑誌は手の届く位置にある。
3、お菓子が手の届く位置にある。
4、飲み物が手の届く位置にある。
5、電話が手の届く位置にある。

上記のことを改善するだけでも体を動かすので出来るところからやってみましょう。


テレビのリモコンはチャンネルを変えるたびにいつもテレビの近くに置く。新聞や雑誌は所定の場所を決めて読んだら戻す。お菓子や飲み物はその都度取りに行くか注ぎに行く。電話は話したら所定の場所に戻す。もちろん携帯電話もです。


便利なものをわざと遠くへおくことが大事です。昔のテレビはリモコンなんて無かったし、コードレス電話も無かったのでちょっと昔の生活に戻るのも良いかもしれません。


これだけでも体を動かすわけですから誰でも出来ますよ。出来るところから取り組んでいきましょう。



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