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外食の注意

仕事の都合や付き合いなどでやむおえず外食をしないといけないことが多々あると思います。外食の特徴をよく理解しておきましょう。

外食の特徴
・ごはんや麺が多い。
・肉、魚、油脂が多く使用されて野菜が少ない。
・味付けが濃く、塩分や砂糖が多い。
・総エネルギー量が多い


【和食の場合】

(1)定食の場合
・素材そのもののカロリーが高くないものを選びましょう。
 (うなぎ、トロ、ぶりなどはカロリーが高いので注意が必要)
・揚げ物は避けて焼き物、刺身、煮物を選びましょう。
(焼魚定食、刺身定食など)

定食は3品以上あるため栄養のバランスはそろえやすいので外食ではお勧めです。しかし出来る限りカロリーの目安を考えて食べましょう。例えばご飯は半分残すとか揚げ物は衣を取るなど工夫をしましょう。

(2)麺類の場合
・なるべく具の多いものを選びましょう。
・塩分が多いので汁は残しましょう。

麺類は低カロリーですが炭水化物に偏りすぎています。麺類を食べるときは野菜サラダなども食べることが出来たら一緒に注文しましょう。

(3)丼物の場合
・高カロリーの物が多いのでなるべく避けましょう。

丼物は脂質に偏っているものが多いです。またご飯の炭水化物も気になります。外食ではなるべく避けたほうが利口です。意外と高カロリーです。

【洋食の場合】

(1)ライス類の場合(オムライス、カレーライス)
・ご飯と油脂類中心なので野菜サラダを注文しましょう。

(2)パスタ類の場合
・炭水化物と油脂類が多いので高カロリーになりがちです。野菜サラダや何か一品加えて栄養バランスを整えましょう。

(3)セット物の場合
・栄養バランスは整いやすいが高カロリー、高脂質です。フライやミンチは避けてソテー、ムニエル、グリルなどを注文します。野菜はドレッシングなしを心がけてスープはポタージュよりもコンソメを選びます。

【中華の場合】

(1)麺類の場合(ラーメンなど)
・中華麺はうどんやそばに比べると高カロリーです。なるべく具の多いメニューを選び栄養のバランスを整えましょう。塩分、油脂類が多いのでスープは残しましょう。

(2)定食の場合
・栄養のバランスはよいですが高カロリーです。餃子など皮を使った料理は要注意です。ご飯を減らす努力をしましょう。また油脂類、塩分が多いのであんかけなどのあんは残しましょう。

外食はなるべく楽しいものにしたいので出来るところからやってみましょう。




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