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糖尿病と足のチェックについて

糖尿病の三大合併症の一つ神経障害は足のチェックで発見できます。神経障害は糖尿病患者の中では一番多い合併症で他の合併症より早い時期から始まることが多いと言われています。


まずは以下の症状はありますか?チェックしてください。


・足の先がジンジン・ピリピリする。
・足の先がしびれる。
・足の先に痛みがある。
・足の感覚に異常がある。(ザラザラ、鈍い、感じにくい)
・足がつる、こむら返りが起こる。


次に見た目の概観をチェックしてください。


・皮膚が赤くなったり、腫れたりしている部分がある。
・傷が治りにくい。(小さな傷も)
・うおのめ、たこ、まめ、靴ずれがよく出来る。
・皮膚が乾燥、ひび割れなどがある。
・皮膚が硬い部分(角質)が増えてきた。
・水虫などの感染症がある。


いかがでしたでしょうか?上記項目にいくつか該当したら一度検査してもらいましょう。また上記の内容はこまめにチェックしましょね。

神経障害で足を切断する糖尿病患者は年間3000人ほどいるそうです。気をつけなければいけませんね。


腱反射試験と言うものがあります。足病変の原因となる糖尿病神経障害を早期に発見するために簡単で有効な試験です。アキレス腱を軽くたたいて反射を見る試験です。


他にも腱反射以外に足裏の感覚異常を診たり、足裏の皮膚温度を確認したりして神経障害を早期に発見する方法もあるので機会があれば試してみてください。



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