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糖尿病と睡眠時無呼吸症候群
現在の睡眠時無呼吸症候群の潜在患者は人口の1〜2%といわれています。
しかし治療方法は確立されておりますので適切に検査や治療を行うことで決して怖い病気ではありません。
まずは自己チェックをして見ましょう。次の項目に当てはまるものはありませんか?
・日中いつも眠い ・いくら寝ても眠い ・居眠りをよくする ・居眠り運転をよく起こしそうになる ・記憶力・集中力がおちてきた ・夜中に何度も目が覚める ・いびきがうるさいと言われる ・起床時に頭痛やだるさがある ・昼食後、座っていると眠くなる ・テレビを見ている時眠くなる
上記のものがいくつかあてはまると睡眠時無呼吸症候群の可能性があります。 睡眠を十分に取ることは日中の眠気や倦怠感をなくすことやトラブルを減らすことが出来ます。
放っておくとどうなるか。以下の病気なる可能性が高くなります。
・高血圧 ・心筋梗塞 ・脳卒中
睡眠時無呼吸症候群になりやすい人
・太っている ・首が短くて太い ・あごが小さい ・舌や軟口蓋が肥大している ・高血圧 ・糖尿病
睡眠時無呼吸症候群の検査方法
検査名は終夜睡眠ポリグラフィーと言います。 簡単に言えば一泊入院をして睡眠と呼吸の状態を調べるのです。 睡眠中の呼吸の状態、血液中の酸素濃度を測定し無呼吸の有無を調べます。
睡眠時無呼吸症候群の治療方法
・CPAP(シーパップ) 鼻にマスクをつけて空気を送り込んで気道の閉塞を防ぐ方法です。成人の閉塞性無呼吸の治療に最も効果的なようです。
・歯科装具(マウスピース) 下あごを前方に突き出させるように工夫されたマウスピースを用意して寝ると気道が広がり、いびきや無呼吸が消失するそうです。
・外科的手術 肥大した扁桃腺やアデノイド(咽頭扁桃)を削除する手術です。
さて表題のとおり糖尿病と、睡眠時無呼吸症候群は生活習慣病と密接なかかわりがあります。 それは睡眠時無呼吸症候群の人は高血圧、糖尿病の占有率は3〜4%とも云われています。
また重症な睡眠時無呼吸症候群は7〜8年後の死亡率は35%以上と云われています。
放っておくことは大変危険です。心当たりのある方は1度検査を受けてみたほうがいいでしょう。
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