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コレステロールについて

コレステロールは良く聴く言葉だと思います。糖尿病はコレステロールが血管にたまるのを促進するようです。

まず生活習慣病に気をつけるためのコレステロールの大まかな目安です。健康診断等の結果をお持ちの方は用意してみてください。

総コレステロール 220mg/dl以上
LDLコレステロール 140mg/dl以上
HDLコレステロール 40mg/dl以上
中性脂肪 150mg/dl以上
収縮期血圧 140mmHg以上
拡張期血圧 90mmHg以上
空腹時血糖 110mg/dl以上

いかがだったでしょうか当てはまるものがなければよろしいですね。
コレステロールが増えるとどうなるかご存知でしょうか。考えられるのは動脈硬化です。血液中のコレステロールが増えると、それが血管の壁に入り込んで、動脈硬化が出来るようです。動脈硬化を起こすのは主に悪玉コレステロール(LDLコレステロール)です。逆に善玉コレステロール(HDLコレステロール)は動脈硬化を防ぐ役割をします。

高血圧、糖尿病、喫煙はコレステロールが血管にたまるのを促進するようなのでコレステロールがあまり高くなくても動脈硬化が起こりやすいようです。

動脈硬化が進むと心筋梗塞、狭心症、脳卒中、また足などの血管がつまる閉塞性動脈硬化症などになってしまう確立が高くなります。

悪玉コレステロールを早いうちになくす治療が必要です。

それではコレステロールを下げる3つの方法です。
方法 内容
食事を見直す 食事のカロリーを減らし食物繊維を増やす。動物性脂肪の多い食べ物を減らす。
運動を習慣にする 散歩程度の軽い運動を週3回以上60分、あるいは毎日30分行う。
薬を飲む コレステロールを下げる働きのある薬を毎日服用する。(医師の相談が必要です)

コレステロールは個人で全くバラバラです。おおよその下げる目安を以下にまとめます。気をつけましょうね。
総コレステロール 悪玉コレステロール(LDLコレステロール)
動脈硬化の危険性が少ない人 240未満 160未満
動脈硬化の危険性が少し高い人 220未満 140未満
動脈硬化の危険性がかなり高い人 200未満 120未満
すでに動脈硬化による心臓病を起こした人 180未満 100未満


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